読書日記 / 関数型プログラミングに目覚めた!IQ145の女子高校生の先輩から受けた特訓5日間

図書館で借りて読んでみた。

 

高校1年生のセキヤがコンピュータ部の2年生部長サクラから関数型プログラミングを教わるというラノベ風の関数型プログラミングの解説書。

ストーリーがあるので読みやすかった。

 

関数型プログラミングとは論理の最小単位で問題の論理そのものをコードに単純に書き写すプログラミング方法である。

 

この本を読んで、

  • フローは複雑でバグの元凶なのでフローは書かずに論理をそのままコードに書く
  • 変数は参照透過にするために全てイミュータブルとし、破壊的代入はしない
  • 必要な時に必要な分だけ計算する
  • 同じ計算を何度もしなくて済むよう「メモ化」する

といった思想やアンチパターンを知ること、JavaScript、Node.js、Reactを使った簡単なコードを見ることができたのも良かったが、

一番良かったのは様々なパラダイム(物の捉え方)を哲学史を通して知ることができたことじゃないかと思う。

 

内容について完璧に把握できた自信も説明できる自信もないので、

興味のある人は是非読んでほしい。

 

以上。

 

読書日記 / 60分でわかる!NFTビジネス超入門

図書館で借りて読んでみた。

 

タイトル通り、NFTビジネスの事例を数多く紹介して

NFTをなんとなく理解できるような入門書になっていると感じた。

以下自分なりのまとめ。

 

 

NFT

Non-Fungible Token (非代替性トークン)の略。

唯一無二の作品として価値づけられたアート、メタバースやゲーム内のデータのこと。

 

この本の中では、Fungible Token (代替性トークン)である暗号資産(仮想通貨)が複数人で同じ価値のものを持つこととよく比較されている。

 

以下の3層構造になっている。

  • 対象データ

価値づけるデータ本体。

NFTに関する情報(名前や説明)と対象データのリンク。

  • インデックスデータ

保有者のアドレスとメタデータへのリンク。

 

これらの一部または全部がブロックチェーン上に記録されることで、

デジタルデータに唯一無二という性質を付与したり、改ざんできないようにしたりすることができる。

 

ブロックチェーン

以下の特徴を持つデータベース。

  1. 不正や非標準的な使用をしても検知される
  2. 変更・消去・改ざんができない (非常に困難)
  3. 壊れても自動修復され、停止することがない
  4. ネットワークで共有される分散型システム

 

NFTだけでなく暗号資産やWeb3を支える技術である。

ブロックチェーンの中でも以下の3種類がある。

  • パブリックチェーン

特定の管理者がいない、インターネットに接続できる人であれば誰でも参加できるブロックチェーン

仮想通貨などに利用される。

  • プライベートチェーン

特定の管理者 (運営者) が存在する、限定されたユーザだけが利用できるブロックチェーン

金融機関のシステムなどに利用される。

  • コンソーシアムチェーン

複数の管理主体が存在するブロックチェーン

団体や連携企業などで利用されている。

 

NFTマーケットプレイス

NFTコンテンツの売買のためのプラットフォーム。

マーケットプレイスによって利用できる暗号資産が違う。

 

最大手のOpenSea、

海外のSuperRare、Nifty Gateway、Rarible、

国内アート系のnanakusa、ユニマ、NFTStudio、

国内アート系以外のHABET、1Block Shop、IPマーケットプレイス

などがある。

 

暗号資産 (仮想通貨)

イーサリアムビットコイン、Polygon (Matic) 、Klayton (KLAY) などがあり、

中でもイーサリアムが最も使われている。

 

イーサリアム

NFTの大半を発行しているNFTプラットフォーム。 (マーケットプレイスではない)

プラットフォーム上で使われる仮想通貨ETH (イーサ) も国内ではイーサリアムと呼ばれている。

イーサリアムの取引手数料は通称「ガス代」と呼ばれている。

 

スマートコントラクト

契約を自動化する規約。

この本では契約を事前定義し、条件を入力し、その条件が履行されると決済が自動的に行われる自動販売機のしくみで例えている。

DAO (Decentralized Autonomous Organization、分散型自立組織) という概念に基づく。

NFTでは所有権の移行や二次流通の手数料の一次創作者への支払いも担う。

 

事例

NFTはアート系のコンテンツが多いらしいが、

他の分野でも以下のような事例がある。

 

  • Decentralandt

メタバース上でプレイできるブロックチェーン・ゲームのプラットフォーム。

メタバース内の土地や不動産もNFTとなっていて、現実世界においても資産価値を有する。

メタバース内の取引はすべて独自の暗号資産MANAで行われる。

 

  • 3LAU (ブラウ)

EDMプロデューサーで、NFT音楽の先駆け的存在の一人。

Nifty GatewayでNFTシングルをリリースしたり、NFTオークションで過去の曲にコラボレーション権などの特典をつけて出品したりしている。

 

  • The Nori Carbon Removal Marketplace

気候変動の問題解決を目的とするCO2売買のマーケットプレイス

 

NIKEメタバースファッションの代表的ブランドでデジタルスニーカーなどを展開するRTFKT(アーティファクト)を買収した。

また、ゲームプラットフォームのRoblox内にNIKELANDを開設してメタバース市場に参入したり、イーサリアムネットワーク上で靴の所有権をNFT化する特許を得ている。

 

サイン入りグッズなどのNFTコンテンツを販売するLIONS COLLECTIONを開設。

将来的にはファン同士でコンテンツの売買や譲渡ができる二次流通機能の実装を予定している。

 

  • サウナランド

CAMPFIREと幻冬舎が共同出資したエクソダスの取締役である箕輪厚介氏のサウナ専門雑誌。

限定1冊のNFT電子書籍が、個人利用だけでなく出版・販売できる商用利用権が付帯されてOpenSeaのオークションにかけられ、6.384ETH(当時の相場で2,761,935円)で落札された。

 

課題

  • 法規制が曖昧で未整備
  • UI/UXが一般の人にはまだ使いにくい
  • コンテンツ部分のコピーが可能
  • 保有証明は残ってもデータの価値が残るか不明
  • NFTだけでは現実の資産の所有権や真正性と紐づけられない

 

以上。

 

読書日記 / イラスト&図解でわかるDX

図書館で借りて読んでみた。

 

まえがき読むと「本書を読むとこうなれます」みたいなことが書いてあって

自己啓発本みたいでちょっと不安だったけど

新しい技術とそれによって世の中どう変わっていくかが具体的に書かれていて、

すごく面白かった。

2019年発行の本だけど書いてあることは全然古くないと感じた。

(ここ数年の具体的なニュースは除く)

 

挿絵は理解に役立たなかったので、

タイトルの「イラスト&図解でわかる」は取った方が良いと思った。

 

以下面白いと感じた部分をメモベースでまとめた。

 

 

第1章:DX(デジタル・トランスフォーメーション)とは何か?

「DXしていかないとGAFAのような企業がディスラプト(破壊)してエクスポネンシャル(指数関数的)に変化していく世の中についていけませんよ」的な内容。

 

色んな媒体に書いてあるDXの定義を紹介しているが、

期待していたDXの明確な定義は述べていない。

引用している経済産業省

「新たなデジタル技術を活用して新たなビジネスモデルを創出・柔軟に改変する」

という表現を読んでも

「IT化をより強く煽るようなもの」という感じのふわっとした理解を脱せず。

 

「世の中このくらい変化してますよ、しますよ」の例として

後述の技術・産業について掻い摘んでいる。

 

第2章:デジタル技術が生み出したビジネスモデル

ユニコーンデカコーン企業に共通のビジネスモデルについて紹介。
自社資産を極力持たずに物やサービスの提供者と利用者を繋げるところが共通点か。

 

第3章:今後、複数の業界で競争ルールを変える注目すべき基盤テクノロジー

既存の産業を脅かすデジタル技術について紹介。


1.AIとIoT

AIは以下のように分類される。

教師なし学習

教師あり学習

強化学習

 

IoTが発達することで、

例えば自動運転AIは一つの車での経験だけでなく、

IoTで繋がった全ての車の経験を使うことができるようになる。

 

2.ブロックチェーン

改竄を防ぐ技術であり、漏洩を防ぐ技術ではない。

スマートコントラクトと組み合わせることで契約や取引が簡略化。

戸籍や登記の管理も省力化できるが、

日本の登記情報は不正確でブロックチェーンへの移行は難しいらしい。

 

3.デジタルツインと3D

デジタルツインとは実在する機械や生き物を

センサーによりデジタル上に再現すること。

シミュレーション、動作監視、故障の予知検知/原因究明が可能になる。

デジタルツインは3Dプリンタで実物化したりARグラスで投影することで

視覚化して理解しやすくすることにも利用可能。

 

4.VR・AR

設計、トレーニング、不動産等の商品案内に利用。

ワイヤレス化、小型化、5Gによる遅延解消で

もっと便利に広大な仮想空間が体験可能になる。

 

5.スマートスピーカー

音声で操作できるのでスマートホーム(自宅内IoT)のハブとしてスマホよりも便利。

 

6.3Dプリンタ

強度と信頼性、大量生産に向かないといった課題をクリアしつつある。

3Dプリント肉で食料問題、食中毒、環境問題を解決。

柔らかくて伸縮性のある素材やセラミックを印刷できる4Dプリンティングも登場。

 

7.バッテリー

バッテリーの価格、寿命、交換頻度、1回の充電による航続距離、地方の充電ステーション不足といったEVの課題は改善されつつある。

 

第4章:ディスラプトされる産業

既にディスラプトされた、またはされかけている産業。

・百科事典、辞典
・CD/DVDレンタル(販売)
・旅行代理店

そうね。

 

自動車産業

EV化すると部品点数が減る+3Dプリンタで単純な部品の組み合わせで作っていた複雑な形状の部品を1つにまとめて製造できる。

すると新興メーカーでも車を大量生産できるため、

市場に参入し低価格で販売するようになる。

実際、BYD(中国)、テスラのように安全性に問題のない車を10~20年で販売できるようになる企業あり。

また、車の保有者は維持費を軽減するためにシェアに移行する。

供給過多になって販売台数が減る。

 

メーカーはUberのロボットタクシーみたいに

EV+自動運転を使ってサービスを提供した方が良い。

部品メーカーはセンサー+デジタルツインを利用して

故障の予兆検知のようなサービスも付加しないと生き残れないかも。

 

・火力発電と電力業界

極端な話、太陽光パネルと充電バッテリーが進化して家庭(企業)内の電力が全て賄えるようになれば、

火力発電所が不要になりそこで使われるボイラーやタービンも不要になり電力業や製造業が職を失う。

(急にはそうならないが徐々にそうなる)

 

余剰電力の販売も今のFITのように電力会社を仲介するだけではなく、

P2PやVPP(バーチャル・パワープラント)という選択肢もできるだろう。

また、コミュニティソーラーという太陽光パネル版のパブリッククラウドみたいなのもあるらしい。

 

ただし今の送電線網は電力会社を仲介せずにP2Pができる作りになっていない。

そこで、移動式バッテリーという形で前述の車を利用する案が生まれる。

1日の95%にもなる動いてない時間で家から充電し、

余剰電力を必要としている人に届けに行く。

自動運転なら保有者の時間も割かない。

 

また、車はバッテリーだけでなくロボットタクシーサービスに貸すという利用方法もある。

そうすると車に資産価値が出る。

 

車すごい!ってなるけど現状のバッテリー技術では

短命なことと接続が家⇒車の片方向なことからまだ無理らしい。

 

・教育産業

今は大学に合格するためにスタサプのような教育サービスがあるが、

これからはTEDトークのようなサービスが教育機関になり、大学は研究機関になり、

学費や政府の補助金ではなく研究成果の事業化による利益で維持する必要が出てくる。

VRでは簡単に歴史を学べる他、

偉人の視点を体験することで優秀な思考を身に付けることが可能になるだろう。

また、翻訳技術の発展で外国語を身に付ける必要がなくなる。

 

・小売・流通業

消費者の利便性追求のためにオンライン販売が発展した結果、

宅配業者にしわ寄せが来ている。

物理的なモノの移動からは逃れられないので、

物流の効率化はDXの鍵を握ると言っても過言ではない。

 

自動運転、自動倉庫による人件費の削減。

例えば3Dプリンタ靴屋に置けば工場と店舗間の物流は0にできる。

物流の課題がなくなれば小売はますますオンライン販売中心になり、

実店舗は単なる受け取り場所、または体験型のショップになっていく。

 

スマートフォン

画面の狭さ、歩きスマホといった課題を解決する、

スマートアイウェアが台頭するだろう。

入力デバイスは仮想なのでキーボードは不要。

 

スマホからスマートアイウェアへの移行が進むとARだけでなくVR空間の利用も進み、

VR空間上でのショッピングやライブ等の体験を売買するための

新しいプラットフォームを作る企業が出て来て、

GoogleAmazonが取って変わられるかもしれない。

 

・銀行

貯蓄、決済、貸与が全てデジタル化されると現金を守る銀行が不要になる。

しかも今の銀行には投資効果がほとんどない。

 

融資についてもクラウドレンディングによって

オンラインでユーザから受けることが可能。

 

第5章:これから発展する産業

今後伸びていくだろう産業について紹介。

 

1.長寿・美容産業

センサーとデジタルツインでシックケアからヘルスケアへ。

(例:HLI社のヘルス・ニュークレアス)

 

小型化された安価な超音波センサーの登場で高価なCTやMRIは不要になり、

AI診断と組み合わせることで仮想医者を持ち歩ける日が来るかも。

 

現状新薬の市場投入には10年以上の時間と25~100億ドルの資金が必要。

デジタル技術による自動製薬が実現すれば

安く早く、かつ一人一人に最適な薬が提供できる。

 

再生医療は臓器だけでなく肌を若返らせるようなこともできるかもしれないので

美容産業でも注目。

 

2.都市農業・細胞産業

既存の都市農業(LEDによる野菜の室内栽培等)が

デジタル技術発展と自動化によるコスト削減で収益性が増す可能性。

 

3Dプリンタによる肉の培養。

 

3.宇宙産業

ロケットはサンダーバードのように打ち上げたときと同じ姿勢で戻って来れると

次に打ち上げるまでの時間が短くでき、

再利用できるので費用も数百億円が数十億円になる。

また、ここでも3Dプリンタで部品を製造することで

コストを削減とリードタイムの短縮を実現可能。

 

衛生や成層圏バルーンによる無線インターネットアクセス技術を実現しようと

SpaceXAmazonFacebookGoogle等の企業がプロジェクトを立ち上げる。

 

SBSP(Space Based Solar Power)という技術で

宇宙で捉えた太陽エネルギーを地球に無線で送電できる。

これにより昼夜問わず発電でき、天候に左右されることもない。

 

宇宙鉱山という言葉を見て、

地球のエネルギーは枯渇すると言われてるけど

宇宙はどうなのだろうかと思った。

 

4.VR・AR産業

仕事も遊びも旅行も物理世界からバーチャルな世界に移行するだろう。

ゲーム業界に閉じていたVR・ARエンジニアを外に引っ張り出し、

専用のOS・アプリストア等のプラットフォームの市場を握った企業が

未来のGAFAになるだろう。

 

5.スペーシャル産業

スペーシャル・ウェブという上記VR専用のOSで参加する空間を表す言葉がある。

マジックリープ社がMagicverseなるものを作ろうとしてる。

 

6.エンターテインメント産業

スペーシャルウェブ上のエンタメについて紹介。

 

7.教育・コーチング・スピリチュアル産業

知識・情報が簡単にネットで無料で簡単に手に入る中、

それを得るために学校に通うのは時間と金の無駄。

効率的に正しい情報を手に入れ、いかに多くの人と協調して答えを出すかが重要。

そのための理想的な教育サービスがまだないため、

大きなビジネスチャンスが眠っている。

 

変化への適応をサポートするAIコーチや、

変化に疲れた心を癒す仮想体験等のサービスも増えるだろう。

 

8.モビリティ産業

自家用車としての価値が薄れている車がMaaSでサービスとしての価値を得ている。

日本では2種免許を持たない個人がタクシーサービスを提供することはできないが、

自動運転が発達すと無人タクシーが生まれ、2種免許は意味がなくなる。

 

Uber等のMaaS既存大手にとっての驚異は以下の2つ。

  • 今まではMaaSの提供側は車を保有する必要がなかったが、無人タクシーを展開するには車を保有する必要がある
  • 大量の車を保有している自動車メーカー、レンタカー会社が無人タクシーになると強い

 

また、自動運転が発達すれば運転席がなくなって住めるようになり、

不動産等の在り方が変わるかも。

 

9.SDGs

この頃からあったのね。

 

第6章:変化の本質

まとめみたいな感じで今までの内容のまとめ。

 

第7章:企業・個人のDX生き残り策

時代の波に乗るためにやるべきことを紹介。

 

 

以上。

 

 

読書日記 / 中村佑介 PLAY CDジャケット全集2002-2021

図書館で借りて読んでみた。

 

正直ジャケットの一覧を眺めるだけだと思って舐めてた。

以下面白かった部分を抜粋。

 

 

崩壊アンプリファー / 君繋ぎファイブエム

2つのアルバムのジャケットの絵繋がってる!

 

君の街まで

「君の街まで飛んでいけるのかという希望と不安の音楽を

絶滅危惧種のトキで表現した」

という内容を読みながら曲のイントロを思い出してグっと来た。

 

サーフブンガクカマクラ

大仏が読んでいる本から垂れた栞の紐(調べたら「スピン」という名前らしい)を

ゴッチがマフラーにして巻いてるのに気付いて面白かった。

 

ゴッチとの対談

おまけ程度のイメージだったけど

アジカンと中村祐介の歴史を感じれてとても良かった。

 

「ワールドワールドワールド」を作り終えて燃え尽きる

「未だ見ぬ明日に」で区切りを付ける

「サーフブンガクカマクラ」で新しい気持ちでやり直す

 

っていう気持ちの変化が

アジカンだけじゃなくて中村さんにも起こっていたらしい。

 

 

以上。

 

 

読書日記 / くらしをべんりにする 新・情報化社会の大研究 (2) お店の情報化

1巻「メディアの情報化」に続き図書館で借りて読んでみた。

 

以下面白かった部分を抜粋。

 

 

回転寿司

「にぎりロボット」なるシャリを量産するロボットがいるらしい。

今時驚くような話ではないけど初めて知った。

 

バーチャル試着サービス

アパレル業界のサービスとして認識していたけど

2015年には千葉県の中学高校への進学相談会で活用されたらしい。

 

制服で進学先を決める人がいるのはわかるが

公の相談会で決めての一つとして案内するというのには驚いた。

 

フリマアプリ

出品したことがある人はわかると思うけど

過去データから出品参考価格を教えてくれるらしい。

 

Society5.0

1巻にも書いてあったのでシリーズ通してこの言葉を推してるのだと感じた。

 

 

以上。

 

 

読書日記 / くらしをべんりにする 新・情報化社会の大研究 (1) メディアの情報化

図書館で借りて読んでみた。

 

子供向けだけど

初めて知ることがあったりで参考になった。

以下面白かった部分を抜粋。

 

 

ニュースアプリ(スマートニュース)

記事の分類は記事を作る側が設定していると思っていたけど

AIが記事の内容から判断して分類しているらしい。

 

気象情報配信サービス(ウェザーニューズ)

ユーザから共有される空模様等の情報は

天気予報の結果の成否の参考としてだけじゃなく

直後の予報にも利用しているらしい。

 

動画配信サービス(Netflix)

一つの作品につき劇中のシーンの画像が20点ほど用意されていて

ユーザの好みに合わせて画面に表示するものを変えているらしい。

 

例:アクション好きには戦闘シーン、ラブコメ好きには恋愛シーンの画像を表示

 

インターネット動画配信サービス(ABEMA)

動画配信サービスとどうやって分類を区別しているのかはわからなかった。

 

生放送のことをリニア配信、

録画放送のことをオンデマンド配信と言うらしい。

 

Society5.0

1.0(狩猟社会)、2.0(濃厚社会)、3.0(工業社会)、4.0(情報社会)とすると

IoTやAIが発達して経済や社会の難しい課題を解決する社会を

Society5.0(超スマート社会)と言うらしい。

 

キーワード解説

最後の方にIT系キーワードの解説があるのだけど

本編に比べて子供にはわかりづらい内容じゃないかと感じた。

 

 

以上。

 

 

読書日記 / TECHビジネス最前線

図書館で借りて読んでみた。

 

2019年10月に出版されたので情報がちょっと古いけど

初めて見る言葉があったりで参考になった。

以下面白かった部分を抜粋。

 

 

AI

全体的に2020年の展望としてAIを中心にした内容だった。

 

等々。

 

あと「AIって出された答えを盲目的に信じるしかなくて根拠とか説明できないよな」

と思ってたけど

そんなブラックボックス問題を解決するために説明可能な実装をする「XAI by Design」

という設計思想があるらしい。

 

ブロックチェーン

仮想通貨のイメージだったけどPtoPネットワークの構築とか

幅広く使われるらしい。

 

MaaS (マース、Mobility as a Service)

初めて見た言葉。

業種の垣根を超えたワンストップの移動サービスのことで

全国の電車・バス・タクシー等の交通機関を一律の値段で運用したり

移動手段を跨いで検索や手配ができるようにするのが理想の状態らしい。

 

サーバーレス&サービスメッシュ

知らなかったGoogleOSS

 

Knative

AWS Lamdaみたいなサーバーレスアーキテクチャをオンプレで実現できる。

Istio

オンプレでサービスメッシュを実現できる。

 

5G

スマホの回線が速くなる程度のイメージだったけど

スマートデバイスをシンクラみたいな感じにしてパフォーマンスを上げる、

みたいなこともできるらしい。

 

LPWA (Low Power Wide Area)

低消費電力かつ長距離でも届く無線通信技術。

近くにWiFiルータや基地局がない場所でも使えるので

子機を組み込んだ野生動物用の罠を山間部に設置して、

捕獲すると色々経由してスマホに通知を送る、みたいなこともできるらしい。

 

 

以上。