読書日記 / 関数型プログラミングに目覚めた!IQ145の女子高校生の先輩から受けた特訓5日間
図書館で借りて読んでみた。
高校1年生のセキヤがコンピュータ部の2年生部長サクラから関数型プログラミングを教わるというラノベ風の関数型プログラミングの解説書。
ストーリーがあるので読みやすかった。
関数型プログラミングとは論理の最小単位で問題の論理そのものをコードに単純に書き写すプログラミング方法である。
この本を読んで、
- フローは複雑でバグの元凶なのでフローは書かずに論理をそのままコードに書く
- 変数は参照透過にするために全てイミュータブルとし、破壊的代入はしない
- 必要な時に必要な分だけ計算する
- 同じ計算を何度もしなくて済むよう「メモ化」する
といった思想やアンチパターンを知ること、JavaScript、Node.js、Reactを使った簡単なコードを見ることができたのも良かったが、
一番良かったのは様々なパラダイム(物の捉え方)を哲学史を通して知ることができたことじゃないかと思う。
内容について完璧に把握できた自信も説明できる自信もないので、
興味のある人は是非読んでほしい。
以上。